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【ドル円週間見通し】ドル買い・円売りは継続か 今週は日銀会合も

・7月18日-22日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(米)6月住宅着工件数 19日(火)午後9時30分発表予定
・予想は、159.5万戸
 参考となる5月実績は154.9万戸で市場予想を下回った。住宅ローン金利は一段と上昇しており、一般顧客の負担が増していることが要因。集合住宅の着工件数の減少が目立っていることから、6月の着工件数が大幅に増加する可能性は低いとみられる。

○(日)日本銀行金融政策決定会合 21日(木)決定会合の終了予定時刻は未定
・予想は、金融政策の現状維持
 日本銀行の黒田総裁は7月11日開いた支店長会議で、「エネルギーや食料品の価格上昇の影響により、コア消費者物価指数は、前年比+2%程度で推移するが、エネルギー価格による押し上げ効果は弱まり、プラス幅は縮小していく」との見方を伝えている。日本経済をめぐる不確実性は極めて高いことから、日本銀行は現行の大規模な金融緩和策を維持する見込み。

○(欧)欧州中央銀行理事会 21日(木)午後9時15分結果判明
・予想は、政策金利の0.25ポイント引き上げ
 7月理事会で0.25ポイントの利上げが計画されており、この計画は実行される見込み。ただ、9月以降についてはユーロ圏に関するマクロ経済予測に基づくことになる。ユーロ安や高インフレは利上げ要因となるが、ユーロ圏経済の大幅な減速が想定されており、9月以降の見通しについては予断を許さない状況が続くとみられる。

○(米)7月S&Pグローバルサービス業PMI 22日(金)午後10時45分発表予定
・予想は、52.0
 参考となる6月実績は52.7。インフレ高進がサービス需要を低下させているようだ。この状況は7月も変わっていないとみられており、サービス需要は6月実績を下回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・18日(月):(NZ)4-6月期消費者物価指数
・19日(火):(英)6月失業率
・20日(水):(英)6月消費者物価指数、(米)6月中古住宅販売件数
・21日(木):(日)6月貿易収支
・22日(金):(日)6月全国消費者物価コア指数、(欧)7月S&Pグローバル製造業PMI、(米)7月S&Pグローバル製造業PMI

【予想レンジ】
・137円50銭-140円50銭

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