吉田みく「誰にだって言い分があります」

就職1年目で生活苦に陥ったエステティシャン、“孤育て”に悩む主婦…コロナ禍に喘ぐ女性たちのリアル

「SNSを通じて、同じようにコロナ禍で子育てを頑張るママたちと出会うことができました。名前も顔も知らない人たちですが、今では私の一番の理解者だと思っています。不安をつぶやくと『その気持ちわかるよ!』などと返信が来るのが嬉しいです。直接会ってお茶でもしながらおしゃべりを楽しみたいのが本音ですが、このご時世では難しい。コロナは人との繋がりを大きく変えたと感じています」(キミコさん)

 SNSで仲良くなったママ友からのアドバイスで、地域の児童館に足を運ぶようになったというキミコさん。最近の児童館は密にならないよう予約制を採っていたり、定期的な消毒が行われているので安心して利用できるそうだ。「この情報は教えてもらうまで知りませんでした」と話していた。通い始めてからは近所にママ友ができるなど、生活も充実し始めたそうだ。

 コロナ禍以前は、日常が充実した“おしゃれなママ”にあこがれていたキミコさんだったが、今では諦めたという。その分、「コロナ禍での育児生活を思いっきり楽しみたい」と話していた。

 コロナ禍がきっかけで、かつて思い描いていた人生が大きく変わってしまった人は多い。ネガティブな感情に悩まされることもあるだろうが、時には考え方を切り替えてみるのもいいかもしれない。まだまだ制限のある毎日だが、できる範囲で生活を楽しんでほしい。

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