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「知り合いと繋がるのは気まずい」Twitter利用をひた隠しにする若者たちの本音

アカウントを持っているだけの「見る専」の人も(イメージ)

アカウントを持っているだけの「見る専」の人も(イメージ)

アカウントを持っているだけの「見る専」

 IT企業に勤務する20代男性・BさんもTwitterアカウントは持っているが、ほぼ投稿はせず、情報収集のためにTwitterを利用している。だが、「Twitterはやっていない」ことにしている。

「Twitterを連絡用に使っていないので、『やってます』と言って、フォローされたり、DMでやり取りしたいと言われてしても面倒だなと。僕は好きなスマホゲームとVTuberの情報を確認したり、絵師さんたちのイラストを楽しむためだけにアカウントを持っているので、基本的に“見る専”だし、毎日開くわけでもない。投稿はせず、たまにリツイートといいねをするくらい。本当に、ただアカウントを持っているだけですね」(Bさん)

そもそもリアルとTwitterは「別」

 商社に勤務する20代女性・Cさんも、「目的によるでしょうけど、個人的にはTwitterでリアルの知り合いとつながるのは、気まずい」と指摘する。

「仕事につながるツールとして、実名でTwitterを利用している人にとっては有用かもしれませんが、わざわざ匿名でやっているわけだから、リアルでの知り合いと、誰とでも繋がりたいわけではない。リアルの知り合いも、例えば職場関係、趣味関係、学生時代の友人などさまざまなのに、そういった人たち全員に等しく、自分の“素”を知られたいわけではないということです」(Cさん)

 Twitterの性質上、個人の趣味や価値観が出やすいだけに、そもそも「やってない」ことにした方が都合が良いと考える若者は少なくないのかもしれない。(了)

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