かんち氏はどんな銘柄に注目しているのか
2025年、日経平均株価は歴史的な上昇を記録した。だが、その勢いが2026年も続くとは限らない。先行きが見通しにくいなかで、株式投資において「値上がり益」だけに頼らない選択肢として注目されているのが、配当を軸にした長期投資だ。
現在の資産は約9億円、年間の配当収入は約2400万円あり、さらに金額換算で年間120万円分ほどの株主優待も得ているという元消防士の個人投資家・かんち氏に話を聞いた。保有銘柄600超というかんち氏は投資歴40年以上だが、まず2026年の日経平均の見通しについてこう語った。
「2025年の日経平均はかつてないほど上昇しましたから、4万円が5万円、5万円が6万円……と簡単に上がっていくとは思えません。過去を振り返ると、急上昇した後には1年ほど足踏みして、その後に再び上がるパターンが多い。2026年は若干下がるか、若干上がるかという状況が続き、2027年からまた上がっていくと見ています」(以下、「」内コメントはかんちさん)
短期的な急騰を前提としないからこそ、かんち氏の投資スタイルは「配当」と「長期保有」を軸にしている。そうしたなかで2026年の株式市場を左右する最大の注目点として挙げるのが、日銀の金融政策だ。
「やはり一番わかりやすいのは金利がどうなるかでしょう。日銀は12月18、19日の金融政策決定会合で、政策金利を0.5%から0.75%に引き上げました。インフレや円安の進行があるための利上げでしょうが、日銀の動きは決して速くないので今後も年に1回、0.25%程度の利上げのペースなるでしょう。それだと円安やインフレが一気に解消されるわけではありません。そうした点に問題は残りますが、円安とインフレは株式市場にとっては基本的にプラス。ですからこの状態が続く限り、日経平均が大きく下がるとは考えにくい」
そうした相場環境を踏まえたうえで、かんち氏に2026年の注目銘柄を聞いた。配当や優待を得ながら時間を味方につけて資産を増やすための具体的な投資先とは――。
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