閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
大竹聡の「昼酒御免!」

【大竹聡の昼酒御免!】誰がなんと言おうと「チャーメン」は酒に合う 「四谷しんみち通り」の先に待ち構えていたラーメン屋で飲む愉しみ

野菜たっぷりのチャーメンはつまみとしても超優秀

野菜たっぷりのチャーメンはつまみとしても超優秀

 お酒はいつ飲んでもいいものだが、昼から飲むお酒にはまた格別の味わいがある――。ライター・作家の大竹聡氏が、昼飲みの魅力と醍醐味を綴る連載コラム「昼酒御免!」。連載第22回は、カキフライに振られた末に辿り着いた老舗ラーメン屋で、絶品つまみに焼酎の杯を重ねる。【連載第22回】

 * * *
 寒くなったからカキフライを喰いに行きたいなと思いつつ、バタバタしているうちに2月に入ってしまった。カキフライくらいどこでも食えるだろうよ、と思わないでもないけれど、せっかくなら、うまい店がいい。ビールかワインか、ウイスキーのソーダ割りなんか楽しみながら、軽い昼酒のアテに、うまいカキフライを喰いたい。というのが正確なところなのだろう。

 飲み友ケンちゃんに、カキフライはどうだろうかね、と問い合わせたところ、どこか行ってみたい店はないかと逆に問われ、はたと考えた。浅草のレストラン大谷さん、どうかな。人形町の老舗も行ってみたいし、いやいや、私の場合、出身地である多摩エリアにも馴染みの店はある。

 東八道路(東京八王子道路の略で、私ら三鷹っ子はその昔、30メーター道路と呼んでいた道)沿いにあるレストラン「HOMER」である。創業は1970年。昭和で言うと45年である。うまくて、やすくて、いい店なのだ。ビールだけでなく、ワインもウイスキーもおいている。

 どうしようかな。迷いに迷う。カキフライをどこで食べるか。それだけのことに迷って、ああそうか、以前から気になっていた店にしよう、と思い立った。

 そしてケンちゃんと私は四谷の某店の前で待ち合わせた。2月の初旬、寒い日だった。

 おお! と叫び声が出た。行列ができていたのだ。その列の中からケンちゃんが「ここですここです」と手招きしていた。

 時刻はすでに午後2時。昼時を外せば3時半のクローズまでに飲み食いができると読んで2時に集合したのだが、この列の長さでは、入るまでに30分はかかりそうだ。カキフライひと皿とビール1本では、昼酒御免! と啖呵を切れるものではない。

次のページ:チンタオにピータンとメンマのペアリング

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。