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年金を最大化する方法

受給した年金を運用して増やす際の注意点 優先すべきは“いつでも引き出せる”NISAから iDeCoの受け取り方は「一時金形式」か「年金形式」か慎重に選択を

年金を運用して増やすこともできる(イメージ)

年金を運用して増やすこともできる(イメージ)

「定年退職したらあとは年金生活」などと夢見て現役時代を過ごしていたら、あれよあれよと物価ばかりが上がり続け、そんな未来は夢物語になってしまった……と落胆する人もいるかもしれない。でも諦めるのはまだ早い。受け取った年金を運用して増やすこともできるのだ。【前後編の後編】

「運用」で増やして「税金ゼロ」でもらう

 追納や厚生年金加入で受け取れる年金額そのものを増やすのも有効だが、受け取った年金を新NISAやiDeCoで賢く運用して「じぶん年金」をつくっておくのもおすすめだ。プレ定年専門ファイナンシャルプランナーの三原由紀さんが解説する。

「資産運用は、若者や働く人、お金持ちのためだけのものではありません。毎月少額ずつでも、できるだけ長く積み立てていくことが大切です。新NISAなら途中で売却することもできるので、老後資金として取っておいても、入院やリフォームなどの必要に応じて引き出してもいいでしょう。

 ただし、投資する前に生活防衛資金の確保は忘れずに。負債があるなら整理して、いつでも売却して引き出せる新NISAから始めてください」

 ファイナンシャルプランナーの飯村久美さんは、投資については「10年以上使わなくても困らないお金」で行うことが望ましいと話す。

「ほかに資産があったり、働いていて年金以外に収入があるなら、受け取った年金の5~10%ほどは運用に回してもいいでしょう。判断機能の低下や詐欺に狙われやすくなるなどの理由から、新たな投資は75才くらいを目安にするのが安心です。それ以前でも、医療や介護にお金がかかり始めたり、夫や妻に先立たれたり、施設に入居したり、生活に大きな変化があったら投資はやめて、資産を増やすより、守る方向にシフトチェンジを」(飯村さん)

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