家計

なくならない「置き配トラブル」 盗難リスク、開けたら見知らぬ荷物、届いたことに気づかない

“無防備”なのが心配になる「置き配」(イメージ)

“無防備”なのが心配になる「置き配」(イメージ)

 インターネット通販の普及やコロナ禍の影響もあり、宅配便における「置き配」が一般的になってきた。対面で受け取る必要がなく、受取人が不在の時でも配達が可能で、再配達の必要もない置き配は、ドライバーの負担軽減につながる。一方で、荷物に関するトラブルの可能性も忘れてはならない。

 真っ先に考えられるトラブルは、荷物の盗難だ。施錠ができる宅配ボックスへの配達ならそこまで心配することではないが、玄関先などに荷物を置いておくだけの場合、簡単に荷物を持ち去ることができてしまう。

 都内に住む会社員・Aさん(30代男性)は、頻繁に置き配を利用する。荷物を盗まれたことこそないが、不可解な出来事があったという。

「通販で2000円ぐらいの買い物をして、置き配で配達してもらったんです。郵便受けに入らないサイズだったので、玄関前に置いてもらうように指定し、僕が仕事に行っている間に、配達完了のメールが届きました。

 その後帰宅したら、段ボール箱が開いた状態で、荷物が玄関の前に置いてあったんです。私が帰宅する1時間ほど前に妻が帰宅していたんですが、妻いわく、そのときは玄関先には何も置いていなかったとのこと。つまり、置き配が完了してから妻が帰宅するまでの時間に、何者かが荷物を持ち出して、妻が帰宅してから私が帰宅するまでの間に、箱が空いた状態の荷物が玄関先に戻されたという状況です。

 実際に何が起きたのかはよくわかりませんが、僕としては、誰かが荷物を持ち去ったものの、中身が必要のないものだったから、戻したのではないか……と推測しています。中身は問題なかったので、実害はないものの、気持ち悪い出来事でした」

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