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「新NISA」生涯投資枠1800万円をどう使う? いま投資初心者が選ぶなら「2つの投資信託」が有力

 下の表は2023年1~6月のマネックス証券で、つみたてNISAで買われた投資信託のランキングだ。実際、マネックス証券でも「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の人気は非常に高いようだ。

つみたてNISA投資信託買い付け講座数ランキングTOP10(出所:マネックス証券取引データより。2023年8月8日時点)

つみたてNISA投資信託買い付け講座数ランキングTOP10(出所:マネックス証券取引データより。2023年8月8日時点)

 新NISAの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」のうち、成長投資枠では株式投資なども購入可能だが、積立投資ももちろん可能。両者を合わせて年間で360万円の積立投資が可能となる。

 まずは「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の2本を新NISAの核に据え、長期積立投資をスタートしてみるといいだろう。

マネックス証券マネックス・ユニバーシティ室長の福島理氏

マネックス証券マネックス・ユニバーシティ室長の福島理氏

【プロフィール】
福島理(ふくしま・ただし)/マネックス証券マネックス・ユニバーシティ室長。大学を卒業後、大手印刷機械メーカーに入社。個人投資家としての成功体験を経て2005年、証券業界に転身。自らの投資経験に基づき、個人投資家にテクニカル分析の普及と、啓蒙活動を行う。現在はマネックス・ユニバーシティ室長として、投資を始める人へ「金融リテラシー向上」のための教育活動に従事。金融系テレビ、ラジオ番組への出演のほか、雑誌やウェブメディアでコラムを執筆。日本テクニカルアナリスト協会国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)。著書に最新刊『1時間でマスター!マンガと図解でわかる新NISAの教科書』のほか、『勝ってる投資家はみんな知っている チャート分析』シリーズ(扶桑社)がある。

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