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中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

「最初のキャリアが東京でよかった…」若者は大都市で仕事に就くべき 地方でも重宝される人材になれる

地方の若者にも大都市での就職を促す真意とは?(イメージ)

地方の若者にも大都市での就職を促す真意とは?(イメージ)

 大都市に人口が集中することで地方が人手不足に陥る側面もあるが、だからといって地方在住の人が最初から地元に就職するのが正解かどうかはわからない。

 現在、佐賀県唐津市に住むネットニュース編集者・中川淳一郎氏は、就職難に喘ぐ地元の若者に「都会へ一度行くといい」と助言することが多い。なぜなら機会がケタ違いに多いからだという。中川氏がその真意を解説する。

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 地方都市に住むようになって、介護士や看護師といった医療系の仕事に従事する人と知り合うことが増えました。高齢化が都会より進んでいることもあって、確実なニーズがあり、若い人材の獲得合戦が行われているようです。ある男性に看護師になった理由を聞くと、「継ぐ家業もないし、地元の有力企業にはなかなか入れない。医療系の資格があれば仕事はある」と語っていました。

 また地方には農業高校や工業高校も多く、そのままその道に進む人も多い。しかし文系の場合、地方での選択肢は限られてきます。公務員、地元の信金や銀行等がありますが、いずれも枠は少ない。

 地方の学生が就職先に悩んだら、とりあえず大都市の求人に応募する手を私はおススメします。理由は、さまざまなカネの稼ぎ方を学べるからです。

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