家計

セールで消耗品を「まとめ買い」する落とし穴 「家に在庫が溜まっていく」「大量に使いすぎてしまう」…「安物買いの銭失い」を痛感する人たち

ラップ、絆創膏、かみそり…安物のまとめ買いで後悔

 IT企業勤務の40代女性・Cさんは、品質を考慮せず安物をたくさん買う方針はものによっては「大失敗する」と言う。

「少しくらい安くても、品質って極端に変わらないものの方が多いじゃないですか。だったら、安いものをたくさん買った方が得だと思っていました。ただ最近、絆創膏、ラップ、かみそりなどは、やっぱりそれなりのものを買った方がいいと感じました。

 たとえば最近擦り傷をしたんです。いつも買っていた絆創膏は、ちょっと高いけど水にも強くて剥がれない湿潤タイプのもの。それを買おうと思って薬局に行ったら、その隣に少し安くて、同じような機能の絆創膏があったんです。ついついそれを2個も買ってしまったのですが、結局“いつもの”と全然違う。剥がれやすいし、効果も実感できないし……。安物買いの銭失いでした。

 まとめ買いした安いラップも、お皿にくっつきにくく、ストレスがたまるばかり。夫は安いかみそりを何個も買ったものの、肌が荒れたり、出血することが多くて、『失敗した』と嘆いていました」

 せっかくお得な買い物をしたつもりでも、使わなくなったり、もしくは使い過ぎてしまったりしてはもったいない。買い物をする際は、よく考えてから。(了)

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