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マクドナルド2年で実質5度の値上げでも「変わらず食べ続ける」ファンの声 価格メリットが減っても「日常に入り込んでいる」強み

2024年1月24日からの価格改定対象商品例(デリバリー価格/公式ホームページより)

2024年1月24日からの価格改定対象商品例(デリバリー価格/公式ホームページより)

“安さ”のメリットが目減りするなか、消費者の判断は

 メニューの安定感が愛されていると同時に、季節限定メニューも豊富なのがマクドナルドだ。前出のAさんはこう話す。

「冬の定番“グラコロ”をはじめ、マックの季節限定メニューは絶対食べますね。もちろんなかには狙いすぎたようなものありますが、基本的にはみんなおいしい。そういった季節限定メニューも含め、マックは『これを食べて失敗した』とか『お金を損してしまった』となることがほとんどない」(Aさん)

 味の安定感、利便性、そして独自性などが、マクドナルドが支持を集めている要因と言えそう。前出の小浦氏はこう話す。

「店舗数が多いうえ、いつでもどこでも同じクオリティの商品が提供されるというのは、大きなメリットです。そのうえクーポンなども多く配布していて、お得に利用することもできる。多くの日本人にとって身近であるからこそマクドナルドがファストフードの象徴で、日常に入り込んでいる消費者も多いはずです。

 とはいえ、SNSには値上げしたマクドナルドの商品とモスバーガーやバーガーキングの商品との価格を比較し、『モスのほうがお得』『バーガーキングのほうがお得』とする声も多く、“安さ”というメリットが目減りしつつあるのも事実です。

 今回の値上げが決定的な打撃を加えるとは思いませんが、度重なる値上げに落胆する利用者は少なくない。今後、マクドナルド愛好家がどう判断するのかは、気になるところです」

 ハンバーガーチェーンの最大手として君臨するマクドナルド。相次いで行われる値上げが、ファンの消費行動にどう影響していくのかにも注目したい。(了)

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