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【サービス解禁】ライドシェアのドライバーが語る実態と課題 「1日4時間で平均1万円の収入」でも「稼働は平日午前中のみ」にした理由

ライドシェアはアプリによる配車のみ利用できる(ウーバージャパンの配車実演。時事通信フォト)

ライドシェアはアプリによる配車のみ利用できる(ウーバージャパンの配車実演。時事通信フォト)

「ライドシェアの料金は安くすべき」

 ライドシェアのタクシーを体験するため、記者はタクシーアプリで呼んでみることにした。一般的なタクシーアプリでは、普通のタクシーとライドシェアのどちらが配車されるかわからないが、「ウーバー」のアプリでは、ライドシェアを選択して呼べる。

 そこで、午前10時頃に板橋区内でライドシェアをリクエストしてみたところ、「ドライバーを見つけるのに時間がかかっています」と10分ほど待たされた後、「対応可能なドライバーがみつかりません」とキャンセルされてしまった。電車に乗って場所を変えて、もう一度、配車をリクエストしてみたが、やはり同じように待たされた挙げ句、キャンセルされた。稼働中のドライバーはそんなに少ないのか。

「普通のタクシーかライドシェアのタクシーかを選べるなら、料金は同じだから、わざわざライドシェアを選ぶ人はいないでしょう。呼ばれないのなら、稼働するドライバーもいなくなる。だから、他のタクシーアプリでは、お客さんが選択できないようにして、ライドシェアを混ぜて配車しているわけですが、これは良くないと思う。ライドシェアの料金は安くすべきで、そうすれば選ぶ人も出てくると思います」

 見切り発車で始まったかのようなライドシェアだが、規制で守られた業界に小さな穴を開けたのは事実。今後の改善を見守りたい。

取材・文/清水典之(フリーライター)

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