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島崎晋「投資の日本史」

明治政府の北海道開拓は「囚人労働」を経て「移民ブーム」で軌道に乗った その過程で生まれた「いももち」「豚丼」「ジンギスカン」ソウルフードの数々

屯田兵、囚人、移民らの過酷な労働に支えられて北海道の開拓が進められた(参考:『山川 詳説日本史図録(第10版)』、『図説日本史通覧』帝国書院ほか)

屯田兵、囚人、移民らの過酷な労働に支えられて北海道の開拓が進められた(参考:『山川 詳説日本史図録(第10版)』、『図説日本史通覧』帝国書院ほか)

 昨今の北海道物産展に足しげく通う人びとは、海鮮ならカニ、ホタテ、ウニ、イクラをふんだんに利用した海鮮丼、畜産加工品では濃厚なミルクを使用したスイーツが一番の目当てのようだが、現在のわれわれがそれらを味わうことができるのも、先人たちの投資と努力があったからである。必須とは言わないが、一瞬でもいいからたまにはそのことに思いを巡らしてもらいたい。

■前編記事:老中・田沼意次の「蝦夷地開発計画」に始まる「北海道開拓の歴史」 ロシアの脅威に対抗するため「幕府直轄地」となった経緯

【プロフィール】
島崎晋(しまざき・すすむ)/1963年、東京生まれ。歴史作家。立教大学文学部史学科卒。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集を経て現在は作家として活動している。『ざんねんな日本史』、『いっきにわかる! 世界史のミカタ』など著書多数。近著に『呪術の世界史』などがある。

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