新高値ブレイク投資の実践例。約1年で株価が4倍以上に
1か月で資産2倍を実現した「新高値ブレイク投資法」
kenmoさんが1億円を手にした投資手法のなかでも、初心者がいちばん手掛けやすいのが「新高値ブレイク投資法」だ。kenmoさんは、最初の300万円の全額をこの方法でメガネメーカーの「JINS」に投資し、わずか1か月で約760万円に増やすことに成功した。
「簡単に言えば、長期間株価が低いままの銘柄に注目し、それが高値をつけ始めたタイミングで買い、より高くなったところで売る手法です。
銘柄選びは、『株探(かぶたん)』などのサイトで『過去52週』で新高値をつけた銘柄をピックアップ。その中から株価上昇の理由に自分が納得できるもの、その企業の商品やサービスが好きになれるものを探しましょう。
その時点で株価が上がりきっていてはそれ以上の上昇が期待しにくいので、“過去2、3年で株価5倍”となっているような銘柄は除外してください。また、初心者のうちは赤字の企業は買わない方が無難でしょう」(kenmoさん)
できれば、気になる企業の商品やサービスを実際に体験してみよう。「これは人気が出る」と確信できれば、さらなる値上がりに賭けてみてもいいだろう。エンタメや推し活、美容、グルメなど、生活や趣味、テレビ番組や雑誌を通してさまざまな情報に触れる機会が多い女性ほど、魅力的な企業を“発掘”する情報力に長けている。
kenmoさんは、時には友人や家族などと「いま、何にハマっているの?」「何が流行っているの?」と会話し、雑談の中からヒントを見つけるのもいいと話す。