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交流戦6連敗の阪神グッズショップに異変 ダントツに売れるのは森下で“勘違い確信歩き”のサトテルに逆風の懸念 昨年までの「岡田はんでなんでも商売になる」と大違いか

「確信歩き」が単打となってしまった佐藤輝明(右はグッズショップの「ALPS」)

「確信歩き」が単打となってしまった佐藤輝明(右はグッズショップの「ALPS」)

 交流戦に突入し、苦戦を強いられているセ・リーグ6球団。なかでもセ・リーグ首位の阪神は2試合連続サヨナラ負けを含む3年ぶりの6連敗を喫するなど、救援投手陣がリードを守り切れないケースが目立っている。チームの異変が、地元でも影を落としているようだ。

 阪神は甲子園に戻り、6月17日からは交流戦最終カードのロッテ、ソフトバンクとの6連戦に臨む。甲子園球場には多くの阪神ファンが応援に駆け付け、甲子園球場前の公式阪神タイガースショップ「ALPS」と「DUGOUT」もファンで溢れる。

 球団90周年の節目に発売されている新モデルのユニフォームやキャップの売れ行きは順調に見えるが、50代の阪神ファンのひとりは「昨年の岡田はんの時の方が商品にいろいろと動きがあったように思うな」という言い方をした。

 昨季までは岡田彰布監督が試合後にコメントするベタベタの関西弁の岡田語録に関連する応援タオルが並び、前出の50代ファンは「どんだけタオル出すねん。岡田はんが口にした言葉でなんぼでもできるがな。ええ商売みつけよったな」と思ったというが、今年は「オーソドックスな定番グッズが多い」(同前)という感想を漏らした。

 たしかに、昨年までは岡田監督の口癖の「そらそうよ」「お~ん」がファンの間ですっかり浸透し、優勝を指す『アレ』をもじった2023年のチームスローガンの『A.R.E.(Aim! Respect! Empower!)』、2024年の『A.R.E. GOES ON』に関連したグッズが多く販売された。

 ヒット商品のひとつに岡田監督が試合中になめていることで話題となった「パインアメ」とのコラボ商品の「パインアレ」があった。あまりの人気ぶりで、入荷すると即完売になるため1人2個の制限をしていたほど。

 また、昨シーズンまでは大山悠輔、佐藤輝明、近本光司、森下翔太、中野拓夢といった人気選手のグッズに混じり、岡田彰布監督の商品が揃えられていた。そして、岡田監督の関連グッズが真っ先に売り切れていることも少なくなかった。

「藤川(球児)監督関連グッズはユニフォーム以外にあまり展開をしていない。やはり監督が交代するといろいろなところが変わるんやな」(同前)

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