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投資
テンバガーハンター・愛鷹氏「10倍株の探し方」

《億り人の失敗に学ぶ》元手160万円→資産4億円の投資家・愛鷹氏もかつて株価下落局面で「ナンピン買い」を続け1500万円の損失…一見、魅力的に映る“信用取引の落とし穴”

「ヘタなナンピンすかんぴん」信用取引で1500万円の損失

 しかし、その後も日本株は全般的に、連日数%単位で下がり続けました。

 それを目のあたりにした私は、これ幸いと、今度は信用枠で「ナンピン買い」をしました。これが数か月とたたずに大きな損失になってしまうとも知らずに……。

 ナンピン買いとは、保有株が下落する際、追加で購入して平均購入単価を下げる方法です。株式投資の世界では「ヘタなナンピンすかんぴん」という格言があるほどで、避けるべき投資法とされています。

 ところが、私の想定に反して新型コロナウイルスの蔓延は収まらず、経済活動は世界規模で停滞しました。株式市場は世界同時多発的に軟調となり、ナンピン買いまでした銘柄の株価は、その後も下がり続けたのです。

 現物取引なら、その後の株価が上昇した局面で含み益を出せたのでしょうが、信用取引では含み損が拡大し、「最低保証金維持率」を保つために必要な額を下回った段階で、期日までに不足分の委託保証金を追加(いわゆる“追い証”)することが求められます。

 フルポジである私の証券口座には現金買い付け余力はありませんから、追い証は保有株を売って捻出するしかありません。しかも、どの銘柄を売るのかは自分では決められず、証券会社が自動的かつ強制的に売却します。

 詳しい仕組みはよくわかりませんが、追い証がクリアできる資金が得られるように、含み益の大きな保有銘柄からランダムに売却されるようでした。その結果、将来の10倍株候補と期待していた銘柄まで売られてしまったのです。

 この痛恨のミスがなければ、現時点での10倍株はいまより2~3銘柄ほど増えていたはずです。

 この信用取引での損失は、最終的には1500万円にも達しました。

 強制的に売却された10倍株候補には、その後に買い戻した銘柄もありますが、株価が上昇したことで買い付けコストは高くなりました。もともとは200株持っていたのに100株しか買い戻せなかった銘柄もあります。

 高い授業料を払わされ、信用取引のリスクをあらためて痛感させられました。

次のページ:株価の下落局面では「ナンピン買い」より「損切り」

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