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土俵に埋まるカネ
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【土俵に埋まるカネ】骨折で巡業離脱のカド番大関・安青錦の「昇進披露宴」はどうなる? 集金額が年寄名跡取得にも影響か 大関復帰の霧島は前回“カド番での祝賀会”が不評だった過去

霧島、安青錦の祝賀会は大丈夫か

 大盛況となった大の里の地元である小松巡業(4月7日)では、春場所後に大関に復帰した霧島が取組を回避。稽古中に背中から腰付近に違和感を覚えたということで、大事を取った。相撲担当記者が言う。

「霧島は帰京せず巡業に同行を続けている。三島巡業(9日)から取組に復帰したが、朝稽古では相撲は取らず基礎運動のみの参加。前の大関時代には首痛により6場所で陥落した過去がある。陥落後は手首を痛めて勝ち越すのがやっとといった時期もあった。昨年の春巡業でも背中の肉離れで取組から外れたことがあり、古傷の再発が心配されている」

 安青錦は新大関場所だった3月の春場所を負け越して来場所はカド番となるし、大関に復帰したばかりの霧島も容態次第では来場所でカド番となり、7月の名古屋場所で再陥落の可能性が出てきた。関係者が2人を心配するのは大関昇進(復帰)の披露宴(祝賀会)がこれからという状況だからだ。後援会関係者が言う。

「大関昇進の祝賀会は重要な“集金イベント”です。そこでの祝儀が引退後の年寄名跡取得の資金の一部にもなるとされ、人気力士の高安や貴景勝(現・湊川親方)は大関昇進祝賀会に1000人を集めた。

 霧島の場合、前回は2023年の5月場所後に大関に昇進するも翌場所は右ヒジの痛みで新大関場所ながら6勝7敗2休と負け越し。カド番での大関昇進祝賀会を開いたが、集客は700人ほどで不評だった。今回も同じ状況にならないか心配です。安青錦は6月7日に昇進披露宴を予定しているが、仮に5月場所で負け越せば陥落となり、祝賀会どころではなくなってしまうでしょう」

 2020年の9月場所後に大関に昇進した正代は、コロナ禍のため2年間も大関昇進祝賀会が開催できなかった。2022年10月に開かれた時は5回目のカド番のタイミングだったため八角理事長の挨拶が“公開説教”となり、集客も400人にとどまった。2022年の3月場所から大関を務め、在位4場所で陥落した御嶽海は、コロナ禍ということもあって昇進祝賀会を開くことすらできなかった。

 昇進という慶事にあたっての祝儀はまさに「土俵に埋まるカネ」だが、安青錦や霧島はケガを乗り越えてそれを掘り起こせるのだろうか。

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