「ワンコイン投資」できる金融商品にはどんなものがあるか(イメージ)
100円や500円といった少額から始められる「ワンコイン投資」が人気だという。そのメリットはどこにあるのか。そして、どのようにして始められるのか。基礎知識を学ぶ。【前後編の前編】
メリットは“お小遣い感覚”でお金を増やせること
近年、大きなお金は動かないけれど、リスクが少なく着実な資産形成ができると「ワンコイン投資」をする人が増えている。世界情勢が混乱し、市場が不安定ないま、短期的にお金を増やすのではなく長期的な資産形成が重視されている。
この投資のいちばんのポイントは100円、500円といったコイン1枚ほどのお金あれば、誰でもすぐに始められるところだ。ワンコイン投資についてファイナンシャルプランナーの山口京子さんが話す。
「『ワンコイン投資』という金融用語はありませんが、“500円でできる投資”とニックネームのような感じで使われています。株はまとまったお金がないとなかなか始められないし、投資信託も一般的には1万円からの積み立てが多い。
しかしいま、証券会社や銀行、保険会社のなかで、100円や500円から投資できる金融商品を用意しているところが増えてきているのです」
最大のメリットは、文字通り“お小遣い感覚”でお金を増やせることにある。
「投資は気になるけれど、“怖いな”と感じている人は多いですよね。例えば100万円を投資して、それが2割減ってしまうと20万円の損失になるわけです。でも500円の投資なら、2割減っても100円損するだけ。あまりドキドキせず投資を続けることができると思います」(山口さん)
ファイナンシャルプランナーで家計再生コンサルタントの横山光昭さんも言う。
「大きなお金を出すのは不安という人が、“試しに投資を経験してみる”という感覚で始めるのにはうってつけです。お金だけでなく、貯めているポイントを投資して資産運用するポイント投資など、少額でできる投資の裾野は広がっています」
