保険会社や外貨預金を使った投資法も
保険会社のサービスを活用する手もある。月々に支払う保険料を株や債券で運用するもので、運用実績によって死亡保険金や解約返戻金が変動し、運用次第でお金が増えて戻ってくる。万一の保障と運用が両立できるのが特徴だ。
「変額保険は将来や老後のお金のために月5000円以上から積み立てる商品が多いのですが、三井住友海上プライマリー生命の『AHARA』は500円から積み立て投資ができます。正式名称は『特定手続用災害保障型変額年金保険』といい、インターネットからでも申し込み可能です」
また円安による物価高が続くなか、外貨預金でも少額から投資ができる。
「日本円を米ドルやユーロなどの外貨に替えて預金することで、さらに円安になったときの物価上昇に備えることができます。
外貨預金は円高に振れれば損になることもありますが、その場合はまた円安になるまで払い戻さずに待てばいい。日本円の貯金も持っているならそう慌てることはありません。日本円と外貨で“通貨分散”することは、円安と円高のどちらの備えにもなるといえます」
ソニー銀行なら500円から外貨積み立てができるほか、auじぶん銀行のように100円程度からできる銀行もある。
近年、市場が急速に拡大している「暗号資産」はやや高難度といえる。
「暗号資産とは毎月、あるいは毎週決まったタイミングで1円からインターネット上で取引されるデジタル形式の仮想通貨のことです。変動が大きく、サイバー攻撃などによる資産流出のほか、資産交換業者の破綻で資産がショートするなどリスクが高いため、ほかの3つと比べるとあまりオススメではありませんが、株や投資信託を購入した上で、追加でなにか投資をしたい場合は面白いかもしれません。始める場合には『Coincheck』や『bitFlyer』など大手の会社の方が安心です」
(後編に続く)
※女性セブン2026年4月30日号