ホテルのチェックイン時間より早く着いたらどうする?(イメージ)
旅行などでチェックイン時間より早くホテルに到着した場合、どのような対応をするだろうか。「早めに入れるかフロントに聞く」という人もいるだろうし、「時間まで待つ」という人もいるだろう。そんなホテルのチェックイン問題に、疑問を投げかけたSNS投稿が話題となっている。どのような議論になっているのか、旅好きのネットニュース編集者・中川淳一郎氏が考察する。
「ルールはルール」「施設管理権がある」との主張
日本人がホテルのチェックイン時間を厳守しすぎていることに疑問を抱くXへの投稿が約3400万のインプレッションを叩き出すほど話題となりました。投稿者は海外旅に慣れた20代女性。彼女はチェックイン時間前でもチェックインできるか否かを聞くといい、律義にチェックイン時間まで待つ日本人観光客のことを「黙ってチェックイン時間になるまで待つのがやっぱり日本人の美徳?」と述べました。
この投稿は賛否両論の議論を誘発したわけですが、女性への批判は大まかにいえば「ルールはルールだ」というものです。さらには「迎え入れる側の都合を考えていない自己中だ」というものもありました。まぁ、正論でしょうが、「聞くぐらいはいいでしょう?」と正直、思います。
この女性が疑問を投げかけたのは「ホテル側に聞くことすらしないで、律義にチェックインの時間が来るまでロビーで待つ」という行為です。私の場合、タイとラオスのホテルによく行きますが、チェックインは14時に設定されていることが多い。13時~13時30分頃に着いて「もうチェックインできますか?」と言ったら「掃除が終わった部屋があるからどうぞ」と言われることもあれば、「まだ掃除が終わっていない部屋だらけなので14時まで待って」と言われることもある。
こうした時、フロントの人に伝えるのは「後で来るから荷物を預かってください」です。これでいいんですよ。投稿者からすれば「なんで相談すらしないの? あなた方、相談してアーリーチェックインにしてもらったり、一旦荷物を預けた方が幸せじゃない?」といった感覚があるのでは。ごもっともです。
しかし世の中には、「ルールはルール」「施設管理権がある」という考えに凝り固まっている人も少なくない。「施設が定めたルールだから(しかたない)」で良しとしがちなのが日本人なのです。だからこそ、アーリーチェックインを相談するこの女性への反発も目立ったのでは。
