高市早苗・首相に「新たな重大疑惑」(時事通信フォト)
中傷動画をはじめとした様々な問題が浮上はしても高い支持率をバックに強気の姿勢を貫いている高市早苗・首相。だが、政権を直撃する「新たな重大疑惑」を本誌・週刊ポストは掴んだ。過去には同じ構図の問題で、辞任した大臣や立件された国会議員がいる。国会での答弁が二転三転して資質を問われてきた高市首相だが、この重大疑惑にはどう答えるつもりなのか――。【全文公開】
司会は高市事務所所長の木下秘書だった
高市首相の地元・天理市にある奈良プラザホテルの大宴会場は、昨年10月4日の自民党総裁選当日、詰めかけた多くの高市支持者の熱気で溢れていた。高市氏の勝利が決まると歓声が上がり、「おめでとう」と書かれた紙が広げられた。日本初の女性総理の誕生への道が開いた瞬間だった。その様子はテレビの全国ネットでも報じられた。
この時、ほとんどの支持者が首から掛けていたのが「サナエあれば憂いなし」「Fight On!! Sanae」などと入った“サナエタオル”だ。
当日の参加者の1人が語る。
「司会をしていたのは高市事務所所長の木下剛志・秘書で、事務所の秘書やスタッフたちが支持者のお世話をしていた。高市事務所が仕切っている感じでした。会場では事務所か後援会かのスタッフが段ボール箱に詰まったサナエタオルを『余っているものなので、欲しい方いますか?』と言って配っていました。1年前のバージョンのタオルだと聞いたが、みんな受け取っていた。出口で回収? そんなことしてませんでしたね」
この会の主催は「高市早苗を内閣総理大臣にする奈良の会」となっていたが、仕切っていたのは高市事務所で、タオルの無償配布も事務所や後援会が行なったものだったとする証言だ。
