“リベンジ夜更かし”の出費は思わぬところで(写真:イメージマート)
明日も仕事だとわかっているのに、ベッドの中でスマホを見続けてしまう。「あと1本だけ」とショート動画を再生し、SNSを眺め、気づけば深夜2時、3時に……。翌朝は寝不足で、コンビニの缶コーヒーや栄養ドリンクで気合いを入れて仕事に臨む。そんな経験に心当たりがある人もいるのではないか。
近年、こうした行動は「リベンジ夜更かし」と呼ばれている。日中に仕事や家事、人間関係に追われ、自分のための時間を持てなかった人が、就寝前に「自分の時間」を取り戻そうとする行動だという。だが、深夜のスマホ時間は、睡眠だけでなく、お金もじわじわ奪うという、負の側面がある。
深夜のネット通販「別に急いで買わなくてもよかった…」
都内の企業で働く女性・Aさん(30代/ITコンサル勤務)は、平日の夜、ベッドに入ってからInstagramやTikTokを見るのが習慣になっている。
「日中は仕事でずっとパソコンに向かっていて、帰宅後も家事をしたら一日が終わります。お風呂に入って布団に入った瞬間、やっと自分の時間が始まる感じがするんです。寝なきゃいけないのはわかっているけど、すぐ寝るのがもったいなくて……」(Aさん)
最初は友人の投稿やショート動画を眺めるだけだった。しかし、次第に広告からネット通販サイトへ飛び、洋服やコスメを買うことも増えたという。
「夜中って判断が甘くなるんですよね。『今だけ20%オフ』の服や、『今だけサンプル付きセット』の韓国コスメなどを目にすると、まあ数千円だし……と思って買ってしまう。翌朝見ると、別に急いで買わなくてもよかったな、と思うことも多いです」(同前)
Aさんは、深夜に購入したものだけで月に3万~5万円使っていた月もあった。「ストレス解消のつもりが、クレジットカードの明細を見て、逆に落ち込むこともある」と、リベンジ夜更かしの悪影響を、あとから実感することもあるようだ。
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