新浦安周辺にあるマンションの特徴とは
不動産市場では価格の高騰が続いてきた一方、足元では売れ行きに変化も表われ、駅ごとに見ても明暗が分かれ始めている。下落の兆しを見定めるべく、中古マンションの売れ行き悪化率ランキングを独自に作成。首都圏のランキングでは、千葉県の新浦安がワースト9位、東京・荒川区の南千住が同10位に入った。ファミリー層から穴場として注目されてきたエリアに何が起きているのか。
マネーポストWEBでは今回、不動産ビッグデータをAI解析するエステートテクノロジーズの協力で、売り出しから成約までの「販売日数」で示される売れ行きを駅ごとに算出。前年と比較し、販売期間が長期化した割合を「悪化率」として独自ランキングを作成した。
販売日数は、新浦安が42日から87日、南千住が57日から117.5日へ延びた。住宅評論家の櫻井幸雄氏は、販売日数が長期化した駅はいくつかのグループに分けられるとみている。
「中古マンションの売れ行きを測る一つの基準が3か月。売り出しから3か月経っても売れなかったら、価格の見直しなどを検討する。近年は都心部を中心に中古マンションの需要も高まり、売り出しから3か月以内で売れるケースが多かったのですが、今回のランキングデータを見ると、3か月が経っても売れ残ってしまい、価格を見直す場所が増えてきていることが分かります」
「駅から離れているのに高い」へ変化
櫻井氏は、新浦安と南千住のマンションについて、駅から距離がある一方で広い住戸が多いという共通点を挙げる。
