ジョリーパスタでモーニングを食べるAさん。この日は「オープンサンド スモークサーモンとリコッタ」をチョイス
内閣府「令和8年版の高齢社会白書」によれば、1990年は12.1%だった高齢化率(65歳以上)は、2025年は29.4%となった。日本の総人口1億2322万人のうち、65歳以上人口は3622万人。さらに一人暮らし世帯の割合は、1990年は女性14.7%、男性5.2%だったところ、2025年は同22.1%、15.0%に上昇した。
そんな社会の変化とともに、元々ファミリー需要を見越していたファミレスはすっかり高齢者の居場所となっている。そこで重宝されているのが「ファミレスのモーニング」だという。
ジョリパのモーニングにどハマり中の78歳男性
九州で一人暮らしをする男性・Aさん(78歳)は、パスタ専門チェーン「ジョリーパスタ」が提供しているモーニングにハマっているという。
「最近、ウチの近所にジョリーパスタ(以下「ジョリパ」)って店ができたんだけど、ここがイイんだよ! 特にモーニングがお得だよ」
自炊をまったくしないAさん。長らく食生活はスーパーで惣菜を買って済ませており、暇つぶしはパチンコやカラオケスナックだった。「誰でもいいから、人がいる空間にいたいんだよね」というA氏は、「朝の居場所」をジョリパに見つけたのだ。ベーシックな「モーニングトーストセット」は429円という安さ。バタートーストとサラダ、ハム、フレッシュオレンジのヨーグルト付きで、ドリンクバーは別途110円となる。
モーニングメニューは複数種類あり、429~869円。ドリンクバーをつけても1000円以内に収まる価格設定だ。ある日Aさんが頼んだのは「オープンサンド スモークサーモンとリコッタ」(869円)で、「スモークサーモンの上にリコッタチーズをスプーンで広げて食べるのがウマいんだよ」と言う。
