住まい・不動産

おしゃれタウン・自由が丘、住民の脅威は二子玉川の台頭?

ライバル・二子玉川の台頭

 家賃もさることながら、自由が丘は基本的に“お金持ちの街”という印象です。スタイリッシュな飲食店やセレクトショップが立ち並んでおり、駅名となっている「目黒区自由が丘」をはじめ、中根、八雲、世田谷区の奥沢、深沢あたりには、「庭付き一戸建て ガレージには外車が2台」というような家も珍しくありません。スーパーはたくさんありますが、『紀ノ国屋』『ザ・ガーデン』などの高級スーパーは、少しでも安く買おうと考える庶民には使い勝手がよくないかもしれません。

 また、自由が丘住民にとってもっとも頭が痛いのが、二子玉川の台頭です。これまでずっと“オシャレな街”のトップランナーだった自由が丘ですが、近年、商業施設が次々と完成した二子玉川に押されつつあるのが現状。自由が丘は、二子玉川とは違ってもはや開発の余地がなく(計画はありますが、実現するかどうかは極めて不透明)、時代の趨勢は二子玉川に傾きつつあります。

 とはいえ「自由が丘」というブランドは健在です。自由が丘の良いところは、網羅する範囲が広いところ。駒沢公園方面は、超高級住宅街ですが、東急目黒線の奥沢、大井町線の緑が丘あたりなら、「自由が丘に住んでいます」と言っても許される範囲内でしょう。自由が丘のワンルーム・1K・1DKの相場は10.08万円ですが(ライフルホームズ調べ)、奥沢なら8.49万円、緑が丘なら7.75万円と一気にグッと下がりますので、そちらを選ぶのもひとつの手ではないでしょうか。

関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。