中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

王者・電通、理詰めの博報堂… 私が見た「広告業界各社の社風」

◆大広
「大阪で強い」というイメージと、「退職者に対して優しい」といったイメージでしょうか。すいません、私がそんなに付き合いがなかったので、それ以上の体感がありません……。

◆東急エージェンシー
 穏やかなベテラン社員とやる気のある若手社員が融合した会社、というイメージ。東急グループという一つの巨大な核を持つため、若干の余裕を感じられる。電通や博報堂に転職してやる! といった気概を持った若者の姿を見ることもあるし、自分の名前で食っていくぜ、ベイベー! といった野心を感じることもある。

◆読売広告社
 どっしりと構えた中堅広告会社といったイメージがある。企画を作るにあたっても、とんでもなくぶっ飛んだものを作るのではなく、丁か半かの博打を打つでもなく、堅実な企画を出し、着実に遂行し、顧客の信用を得るスタイルではないか。

◆マッキャンエリクソン
 外資系ならではの、「なんか頭よさそう」感と「なんか洗練されている」感がある。実行力やドーンと何かを動かすことについては電通や博報堂ほどのダイナミズムはないかもしれないが、戦略を練るパートナーとして、そして外資系クライアントにとってはそれこそ「社風」的に会うかもしれない。

 以上、あくまでも私がこれら7社(大広はほとんど体感がない)の人々と一緒に仕事をしてきて感じたことである。もちろん「ウチはこんな感じではない!」などの感想はあることだろう。その場合は、ぜひともこの記事を引用し、ご自身の印象をSNSで書いてください。

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