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ライフ

年収3000万円夫に「経済的余裕ない」と第2子を拒否された妻の決意

“俺、ただでさえ土日のどっちかしかゴルフとか飲み会とか入れられないし、旅行だって3回に1回は誘い断ってんのに、もう1人増えたらその時間の余裕もなくなるんでしょ? 教育費だって2倍かかるし、勘弁してよ、無理無理。今いる子供のほう優先でしょ”──その返答に美優さんは唖然としたそうです。週末も夫は子供の面倒を見てくれるわけではなく、予定がない日も寝ているだけだし、育児への協力はほぼゼロ。夫にそう反論すると、“美容院行く日は、3時間くらい俺が面倒見てる”と激しい口調で再反論。

 育児への非協力的な態度、そして暴言。典型的なモラハラです。何度か2人目について話しても、いつも最後には「経済的に余裕がない」と返されるばかりだったそうです。

「彼、『うちに今いくら資産あるかわかってんの?』が口癖のわりに、資産も年収も教えてくれなかったんです。こんな高級マンションに住んでいて、経済的な余裕ないから2人目いらないって、納得できなくて。我慢できずに机を漁って、確定申告の書類を見つけたら年収3000万円くらいだったんです。確かに税金とか引かれるから手取りはそれより少ないかもしれませんが、“経済的な理由”で子供2人を育てられないはずないでしょう?

 夫はサーフィンによく行くし、ゴルフとボクシングを習っていて多趣味。あと、やたら高い靴を買うんです。エドワード・グリーンとか、ジョン・ロブとか。そういうのに使う自分のお小遣いが減るとピリピリしだすんです」

 だんだん、夫の言い方は酷くなってきました。

「この間は、『そもそも外銀で働ける人間が日本の人口の何%か分かってる? 年収1000万円以上の人間って何%だか知ってる? そんな俺に、そのへんのお父さんみたいな生活しろって? 小遣い制とか希望? 笑わせないでよ。お前そもそも貯金してる? 美優たちにお金かかりすぎて大変なんだけど』って言われて。あー、もうこの人には見込みないなって気付きました」

 これがモラハラだと気付くまで、時間がかかってしまったという美優さん。今は、子供と一緒に出ていこうと、仕事を再開することを決めたそうです。

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