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「缶チューハイ片手に街を歩く人たち」はどうして家で飲まないのか聞いてみた

「普段から帰宅する時間も遅いし、特に気づかれていないと思います。戸締まりの時間の遅さについて、妻に文句を言われることはありますが、一人の時間が何よりも貴重なので止められません」(Aさん)

 40代男性会社員・Bさんは独身の一人暮らし。家に帰って飲んでも邪魔をする人は誰もいないが、コンビニでチューハイを買い、飲みながら帰宅することが多いという。

「仕事が終わった~と気分が解放されると、一刻も早く飲みたくなるんです。缶チューハイは気分転換ツール。家に帰った頃にはすっかりいい気分になって、シャワーを浴びるという流れです。何故帰宅するまで待てないか? うーん……テイクアウトのコーヒーみたいなもの?(笑)

 家のほうが落ち着くという人もいると思いますが、僕にとって家は狭くて、特に居心地がいいものでもない。外で広い空気を吸いながら飲むほうが楽しいです」(Bさん)

アメリカでは公共の場所での飲酒が禁止される州も

 20代のアメリカ人男性・Cさんは、日本に暮らして約5年になる。一人で自宅近くの公園で飲酒することもあれば、友人らと繁華街の駅近くでたむろして、酒を嗜むこともあると明かす。

「店で飲むとお金がかかるけど、コンビニでお酒を買えば、数百円で済みます。日本の夏は暑いけど、夜になると涼しいので、友人と“チルアウト”するにはちょうどいい気候。家で飲むとゴミも溜まりますが、日本は公共の場所にゴミ箱も多く、捨てやすいです」(Cさん)

 日本で外飲みをする人が多い背景には、母国・アメリカと異なる飲酒事情があるからではないか、と分析する。

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