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中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

サクサク春菊天そばにドハマりも ファンを虜にする「富士そば」の楽しみ方

富士そばの「春菊天そば」に大満足も

 ファストフード店なら、もちろん手早く食べられるのは当然だが、味の好みも選ぶ基準になるだろう。そんな中で、最近、蕎麦チェーンの「富士そば」で朝食を摂る機会が増えたというのは、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏だ。数あるファストフード店の中からなぜ富士そばを選んでいるのか。中川氏が同店の楽しみ方について綴る。

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 昔はとにかく時間がない時に行く店だったのですが、最近は「富士そばで食べたい」と行くようになりました。富士そばは各店舗によって独自のメニューがあったりするのですが、私が現在通うのは打ちたて、茹でたての「乱切り蕎麦」を出す店です。丸い蕎麦、幅広の蕎麦など4種類の麺が混じったもので、この様々な形状が歯ざわりのバリエーションを多数もたらしてくれ、ウマいのです。かつて、立ち食い蕎麦って粉っぽい感じの麺のイメージがあったのですが、富士そばはそれがまったくない。

 そんな富士そばで何しろ気に入ってるのが、「春菊天そば」です。かけそばは300円ですが、春菊天そばは420円。ここにさらに「肉」を足すのです。肉そばがある店舗のため、「タンパク質がもう少し欲しいな」と「春菊天そばの肉トッピング」を試そうとしたのです。

 しかし、食券機に「肉」の文字がないではありませんか! そこで、おずおずと店員に「肉」を別でもらうことは可能かを聞いたところ、こんな会話になりました。

店員:肉そばで、肉を別皿にするってことですか?
私:いえ、春菊天そばに加え、肉を別皿に入れてもらえるか、ということです。
店員:大丈夫ですよ。
私:食券機にはないけど大丈夫ですか?
店員:現金で150円です。

 というわけで、合計570円、お盆の上はこんな感じです。見てください! この扇のようなバカでかい春菊の天ぷらを! これがたったの120円分なんですよ! しかも、とにかくサクサクなのです。春菊の苦みもキチンとあり、つゆに浸し、一味唐辛子をかけたらこれ、ビールにも合うんじゃないか、というほどツマミっぽくなります。

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