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テレビ代わりに「家庭用プロジェクター」を導入、生活はどう変化する?

 スマートフォン経由で気軽に映像を楽しめるようになった一方で、テレビを上回る魅力があるかといえば“疑問”だとBさんは語る。

「映像も綺麗で、音質も良いのですが、7万円の価値があるかどうかは微妙です。出来ることはテレビと変わらないので、人生が劇的に変わるほどではない。お金に余裕がある人であればいいかもしれませんが、私にとっては少し高い買い物でした」(Bさん)

天井に映写して寝たまま視聴

 20代の男子大学生・Cさんは、8000円で購入した中国メーカーのプロジェクターを利用している。

「布団の側にプロジェクターを置いて、天井に投影しています。テレビを観るには、起き上がらないといけないし、スマホで映像を観ると、端末を持つ手が辛い。天井に映写すれば、寝ているそのままの体勢で映像を楽しめるので、その心配もありません」(Cさん)

 ただその快適さには、“弊害”があったと明かす。

「動画視聴がはかどり過ぎるあまり、ひきこもり気味に……。予定のない1日は布団から出ることがないので、ほぼ寝たきりの状態です。起き上がることが減り、筋肉が弱ったためなのか、腰痛になりました……」(Cさん)

 プロジェクターが普及するに伴い、家庭での映像視聴のあり方も徐々に変わっていくのかもしれない。

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