住まい・不動産

限りなく東京に近い埼玉タウン 「戸田公園」はコスパ抜群の街か

財政も健全でこれから伸びる街

 つい先日、“ほぼ東京”にある埼玉県タウン界隈で一大事件がありました。戸田公園と隣り合う川口が、「本当に住みやすい街大賞2020」で1位に選ばれたのです。ランキングを作成した「アルヒ」は、その理由として、都心へのアクセスの良さ、地価や物件のリーズナブルさを挙げていますが、それらの点では戸田公園も負けていません。

 確かに駅前の繁栄度では、川口と戸田公園では勝負になりません。しかし、戸田公園はダイレクトで渋谷・新宿・池袋の3大ターミナル駅にアクセス出来ますし、家賃相場は、川口の7.42万円(ワンルーム・1K・1DK、ライフルホームズ調べ。4月22日時点)に対し、戸田公園は6.17万円と2割近くも安くなります。ちなみに、川口と荒川を挟んで向かい合う赤羽の家賃相場は9.30万円ですから、東京都というだけで家賃がいかに高くなるかが良く分かります。

 駅周辺の風景は、これといった特徴がなく、集合住宅が立ち並ぶ一般的なベッドタウンといった印象ですが、買い物、病院、飲食店などが過不足なく揃っており、生活するのに不便はないでしょう。また戸田市は、平均年齢が県内一若く、『東洋経済』が発表した財政健全度で全国12位、『ダイヤモンド』が発表した「伸びる街&地域活力ランキング」で首都圏6位と、いずれも高い評価を受けています。都心までのアクセス、家賃相場など、諸条件を考えれば、コストパフォーマンス抜群の、お買い得タウンと言えるのではないでしょうか。

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