新型コロナは、他にも幅広い業界に影響を及ぼしている。テレビや新聞では報じられない、意外な“明暗”があった──。
一時はマスクが飛ぶように売れ、いまなお開店前に行列ができるドラッグストア。しかし、業界内には“負け組”もいる。
「ドラッグストアは全体的に売り上げを伸ばしていますが、大手でいえばマツモトキヨシは3月だけで10.6%の大幅な減収となっている。マツキヨはインバウンド客の割合が約13%で、他店より高いといわれている。とくに化粧品の売り上げ低下が影響しているとみられています」(前出・渡辺氏)
※週刊ポスト2020年6月5日号