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首都地震マップ【江戸川区・江東区】液状化・津波被害にどう備える

2020年8月16日 7:00

江戸川区のハザードマップ
江戸川区のハザードマップ

 近い将来、「首都直下地震」が起きる可能性が高いといわれてきたが、近年、全国各地で地震が頻発しており、大地震の直撃に向けて、しっかりと備えておく必要がある。あなたや家族の家、学校、職場は安全な地域にあるのか? それとも特別な備えが必要な場所なのか? オリジナルハザードマップを参考に、巨大地震から命を守る対策を考えてほしい。今回は東京都江戸川区・江東区の詳細な「ハザードマップ」をお届けする。

同じマグニチュードでも揺れが激しい

 東京23区の中でもとりわけ強い揺れに襲われることが予想されているのが江戸川、江東の2区だ。武蔵野学院大学特任教授の島村英紀さんが話す。

「東京東部は全域が軟弱な地盤を抱えていますが、荒川の河口は特に地盤が弱い。砂や泥などでできた『堆積層』が地中深くに存在しています。地盤が軟弱で揺れやすいため、同じマグニチュードでも揺れが激しく、すぐ近くの地域と比べて、激しい揺れを感じる恐れもあるので注意が必要です」(島村さん)

 当然、揺れが大きいほど液状化現象が起こるリスクも高くなる。江東区の「お台場」も注視したい。商業ビルや高層ビルが立ち並ぶ湾岸エリアの造成地は、関東大震災以降にできた地域のため大地震による被害のデータがない。いわば、まったく未知の土地だ。マップでは、江戸川区の大部分や亀戸周辺より湾岸エリアの方が標高が高いことがわかるが、不安は大きい。

「造成地の地下にあるのは、もちろん軟らかくて揺れやすい堆積層です。足場がしっかりしていても、液状化により広範囲に沈下する可能性もある」(島村さん)

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