吉田みく「誰にだって言い分があります」

ある30代主婦の嘆き 「子供の日傘」ひとつで周囲のお節介が過ぎる…

 沢口さんが娘と選んだ日傘は、UV(紫外線)98%カット。遮熱効果もあるようだが具体的な数字は記載されていなかった。一方、ママ友に勧められた日傘は、紫外線や赤外線などの有害光線を遮る効果が記載されていた。たしかに文面だけ見ても、高い効果が期待できそうだった。それでも、購入した日傘が問題なく使えていたこともあり、今年はもう購入しないつもりだったのだが……。

「普段は家事一切に手も口も出さない夫が、ママ友が話していた話題の子供用日傘をネットで見つけてきたんです(怒)」

 夫は、「こっちのほうが効果が高いんじゃないか」「しっかりとしていそうなのはこっちな気がする」など、沢口さんに口出しを始めたという。

「大切な一人娘ですので気になるのはわかるんですが、ここまで日傘に気を遣ったり労力を費やす必要はあるのでしょうか。日よけとソーシャルディスタンスの確保ができていれば十分じゃないですか?」

 現在も夫とは話し合い中だが、意地になった沢口さんは夫の提案を頑として跳ね返し続けている。「子供の日傘をめぐって、こんなにも面倒なことに巻き込まれるとは思っていなかった」と、沢口さんは大きなため息をついていた。ちなみに日傘の性能を気にするママ友も、会うたびに「あの日傘買った?」と、何度も聞いてくるそうだ。

 周囲のお節介を軽く聞き流す、という手もあるのかもしれないが、沢口さんはその手法があまり得意ではなく、相手の話をついつい聞いてしまう性格とのこと。「ハッキリと言えない自分も情けないです」と、話していた。

 一部には、自身が持つ知識やアドバイスを積極的に発信していきたい人がいる。本人としては良かれと思っていることが多いものの、聞かされる身としては“ありがた迷惑”であることも少なくない。沢口さんにとっては、猛暑やコロナ以上に、周囲のお節介に悩む「子供の日傘問題」となったようだ。

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