ライフ

平均年収243万円の母子家庭が活用できる「公的制度」と「お金の心得」

必ず確認を!ひとり親家庭を助ける主な公的制度16

必ず確認を!ひとり親家庭を助ける主な公的制度16

 ほかにもコロナの影響で減収した世帯には、保証人や利息なしで貸し付けてくれる『緊急小口資金』もある。コロナ禍で、これまでとは制度や支給状況が変わってきている。最新情報を確認しよう。

「ただし、注意すべきはこういった臨時収入に期待しすぎないこと。基本は自分の稼ぎで家計を回し、臨時収入は積み立てるなどして、学費や老後資金にしましょう」

 毎月必ず入る『児童手当』はないものとして貯金に回すなど、自動的に貯まるシステムを作っておくと安心だ。

【*別掲表の「主な公的制度16」の詳細は自治体によって異なることもあるため、住まいの自治体に確認を】

最後の命綱!『生活保護』を受けるには?

 どうしても家計の困窮を乗り越えられなかった場合、最後の手段として『生活保護』がある。

「車や貯金などの資産があったり、逆に負債がある場合、受給できません。審査は自治体によって異なりますが、厳しいといえます。受給できた場合も、生活を立て直すまでの間、一時的に利用するという心づもりが大切。というのも、受給中は現金貯蓄を含め資産の保有ができません。子供の教育費を貯めたいなどの目標がある場合は、できるだけ早く受給を打ち切り、自立を目指した方が得策です。ちなみに、借金は、生活保護費で返済できません」(丸山さん)

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。