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梅雨の湿気でカビやダニが増殖 「住まいの健康被害」に要注意

2021年5月23日 16:00 女性セブン

室内の環境が汚染された「ダンプネス」状態とは(イメージ)
室内の環境が汚染された「ダンプネス」状態とは(イメージ)

 健康で長生きするための最も大切な条件は「平和」、それに次ぐのは「住宅」だという。人によっては生まれてから死ぬまで暮らすことになる「家」は、ダイレクトに住人の健康を左右する。あなたの家は、巣ごもりできる家か──。

 近畿地方が平年より21日早く梅雨入りした。これは、1951年の統計開始以来最速。そのほかの地域も記録的な早さで入梅している。連日のように雨が続く梅雨は、気持ちが晴れなかったり、洗濯物が乾きにくく家事が滞るという問題もあるが、何より困るのが湿気だ。

 湿度が高くなるこれからの季節は、カビやダニの増殖が危ぶまれる。全国の戸建住宅の環境状態を調査する秋田県立大学教授の長谷川兼一さんが言う。

「『ドライ』の反対で、ジメジメしている状態のことを『ダンプ』といいます。結露が発生し、カビが生え、室内の環境が汚染された状態を、国際的に『ダンプネス』と呼びます。カビの胞子は主に呼吸器症状に影響し、ダニはアレルギーを引き起こす恐れがあります。世界でもダンプネスの問題は重要視されており、日本での冬場の調査ではありますが、調査した戸建住宅の1割から2割程度にダンプネスの問題が確認できた。健康に影響している可能性があります」

 東京都立大学名誉教授で医師の星旦二さんも続ける。

「何十年も暮らすことになる住宅の環境は、人間の寿命を左右する最も大きな要因です。ダニやカビまみれの家に住んでいては、健康で長生きすることは難しいでしょう」

 新型コロナウイルスは、感染すると重い肺炎に転じることもある。いま、カビやダニが原因で呼吸器の病になることは命の危険につながるのだ。しかし、100才を超える長寿の人が多く、世界から注目を集める沖縄でも、住まいによる健康被害が無視できないという。星さんが話す。

「沖縄では、閉塞性肺疾患による死亡率が数年前から急増しており、いまでは他県の約3倍にものぼります。『食の欧米化が原因』などといわれていますが、もともと、風通しのいい伝統的な家に住んでいたのに、近年、台風に備えた鉄筋コンクリート造りの頑丈な住宅が普及した結果だと指摘する意見もある。高温多湿の沖縄で鉄筋コンクリート造りの家は、カビの発生リスクが高すぎます」

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