中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

なぜ父は往復3時間超の通勤時間を「無駄ではない」と言ったのか

 幸いなことに私は、大学に通う時、自転車で12分というイージーさだったため、立川の家には感謝していますが、いざ田町に通勤するとなるとこれは耐えられなかった……。ただ父と一緒に電車に乗り、同じルートで同じ駅まで通勤した経験は、今となってはいい思い出だったかな、と振り返るのでありました。

【プロフィール】
中川淳一郎(なかがわ・じゅんいちろう):1973年生まれ。ネットニュース編集者、ライター。一橋大学卒業後、大手広告会社に入社。企業のPR業務などに携わり2001年に退社。その後は多くのニュースサイトにネットニュース編集者として関わり、2020年8月をもってセミリタイア。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)、『縁の切り方』(小学館新書)など。最新刊は『恥ずかしい人たち』(新潮新書)。

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