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麻木久仁子が闘病を機にハマった「薬膳」の奥深い世界 その魅力を語る

「温活薬膳料理士講座」で講義中の麻木。「内容は、東洋医学の基礎的な説明と、それに則って体を温める食材選びや食べ方を解説します。家で簡単に実践できるような工夫もしています」(麻木)

「温活薬膳料理士講座」で講義中の麻木。「内容は、東洋医学の基礎的な説明と、それに則って体を温める食材選びや食べ方を解説します。家で簡単に実践できるような工夫もしています」(麻木)

 そんな麻木が薬膳の世界にハマっていったのは、仲間ができたことも大きかったという。

「学校の試験対策のため、同期の8人で勉強会を始めたんです。喫茶店の会議室を借りて、わからないところを聞き合ったり、『いい薬膳レストランがあったから行ってみようよ』なんて話をするうちに仲よくなっていきました。

 仲間の年齢は、私より年上の人もいれば、10才以上年下の人もいて、職業もバラバラ。仕事と子育てで忙しく、芸能界でも真の意味での友達づきあいをしてこなかったので、久しぶりに本当の友達ができた感じです。

 実体験から言うと、趣味を持つことの魅力って、同好の士ができることじゃないでしょうか? 習いごとも、みんなでやるから楽しいのよね」

 いまも、薬膳学校の同期たちとは定期的に連絡を取り合い、情報交換をしている。趣味の枠を超えた薬膳の普及活動も、ますます好調だ。

【プロフィール】
麻木久仁子(あさぎ・くにこ)/1962年生まれ。知性派タレントとして活躍。自身の病気の経験から薬膳を学び、2016年国際薬膳師、2019年国際中医師、2020年温活指導士、今年医薬品登録販売者の資格を取得。日本温活協会から『温活薬膳料理士 講座』を開講。

取材・文/佐藤有栄

※女性セブン2021年7月15日号

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