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「Fラン大学を出た優秀な学生」母校に立ち寄り在学生のレベルに愕然

 低倍率をネタにした学生は、会場を笑わせるための自虐ネタだったのだろうか。壇上に立つ学生をどうやって選んだのか知りたいところだが、事前に大学側の“検閲”がなかったことだけは間違いなさそうだ。

 進学校出身のTさんは大学時代、周囲の学生とはまったく話が合わず、文庫本を読んでいたら変人扱いされたこともあったという(*参考記事:「Fラン大学に入った優秀な学生」が愕然とした同級生のレベルと実態)。ハッキリ言ってしまえば、そういうレベルの大学なのだ。それでも母校のために休みの日を潰し、きちんとその良さをアピールしたTさんだったが、イベント終了後にも、がっかりすることがあった。

「職員から事前に『(トークが)終わったら事務所に寄ってね』と声を掛けられていたので、“ご飯でもおごってもらえるのかな”“もしかしてお金をもらえるかな”と思いながら事務所に行ったら、顔見知りの職員に近況を尋ねられただけでおしまい。謝礼どころか交通費ももらえませんでした。私は“そんなものかな”と思いましたが、両親は『何て大学だ!』『非常識すぎる』と、呆れ果てていましたね」

 在学中には、就職活動や資格取得講座で大学の制度をフル活用したため、X大には恩義を感じているTさん。ただ今回の件で、「もうX大に関わるまい」と、心の中で固く誓ったそうだ。

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