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ライフ

「稼いでいるんじゃない?」他、いきなり踏み込んでくる質問のかわし方

コメンテーター・コラムニストの河崎環さん

コメンテーター・コラムニストの河崎環さん

【お題】「旦那さん、どんな仕事をしているの?」

【賢人の回答例】
「私もよくわからないのよね」(海老名さん)

「芸人なんですけど主ににぎやかしを~(そのまんま答えます)」(さゆり)

「会社員でサラリーマンです」(横澤)

「介護関係(介護福祉士や介護ヘルパーなど、幅が広くて、素人から見たら業務分担があいまい。聞く方も詳しくなさそうだから詮索されにくいのでは?)」(野原さん)

【アドバイス】あいまいにしすぎると詮索される可能性も
「こういった質問をする背景には、同じ生活水準の人とだけ仲よくしたいという気持ちや、今後のつきあいの上で、相手の素性を知りたいなどの気持ちがあります。また、相手と自分を比べて優位に立ちたい、自分の夫の勤務先を自慢したい、相手の経済状況を知りたいという思いもあるでしょう。会社員かどうかや勤務先の業界を伝えてもさらに聞くようなら、冗談っぽく“なんでそんなことが知りたいの?”と質問を返し、毅然と対応を」(河崎さん)

《今回、神回答をアドバイスしてくれた「6賢人」》
海老名香葉子さん(88才)/エッセイスト・作家。初代林家三平さんの妻。夫の死後も落語の名門・林家一門を束ねつつ、執筆や講演会などを行う。

オバ記者・野原広子さん(64才)/ライター歴43年。本誌では体当たり企画で人気を博す。最新刊に『で、やせたの?』(小学館)。

森優子さん/コミュニケーションアドバイザー。広告代理店、ホステスなどでの経験を生かし、コミュニケーションのノウハウについて講演する。

河崎環さん(48才)/コメンテーター・コラムニスト。政治経済、子育てなどの分野でコラムを執筆。『めざまし8』(フジテレビ系)に出演中。

さゆり(52才)/夫婦漫才コンビ「かつみ・さゆり」のかつみの妻でボケ担当。最新刊に『さゆり52歳 生き様ビューティー』(ワニブックス)。

横澤夏子(31才)/お笑い芸人。心理を巧みに突いたひとりコントで人気を博す。ネタのヒントは自分の周りの女性たち。2児の母。

取材・文/前川亜紀 イラスト/尾代ゆうこ

※女性セブン2021年11月25日号

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