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主婦パートで「いま狙い目の業種」は? 画像タグ付けなどの求人も増加

アルバイト・パートの求人件数はこれだけ増えている

アルバイト・パートの求人件数はこれだけ増えている

 厚生労働省の調査によると、2021年11月分の有効求人倍率は全国平均1.15倍で、コロナ禍の影響でもっとも低くなった2020年9~10月の1.04倍に比べると、少しずつ求人数が増加しているようだ。そんないまこそ、好条件の仕事に就きたいもの。特に女性にとって、いま狙い目はどの業種か、専門家に聞いた。

配達、物流、資格を生かせる仕事が稼げる

 主婦向けの求人サイト「しゅふJOB」を運営するビースタイルメディアの代表取締役社長、小牟田斉美さんは言う。

「コロナ禍による不景気が問題になっていますが、パートの有効求人倍率は2021年5月から少しずつ上昇しています。飲食店などの調理やホールスタッフ、リラクセーションなどの美容・エステ系、家事代行などがその一例で、職種によっては未経験でも採用されやすくなっています」

 もともと求人数が多かった介護と保育は、法改正によって今年2月から収入の3%程度(月額約9000円)、看護師は1%程度(月額約4000円)、賃金が上がる見通しだ。また、物流系や飲食のデリバリー系の時給も上昇。別表の通り、求人件数も平均時給も格段に上がっている。

「ネット通販やウーバーイーツなどの宅配・出前が活発になった影響が考えられます」(小牟田さん・以下同)

 デリバリー系は時給制のほか、配達件数に応じて報酬が上がる成果報酬制かつ、日払い制を設けている場合が多く、別表の数字はそれを時給換算したものだ。

「成果報酬制の場合、未経験だと若干給与が下がる傾向にありますが、人口が密集するエリアでは稼げるようです」

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