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定年後「使い方のわからない老後資金」を抱えた家庭が行き着く大失敗 退職金を安易に投資で増やそうとするのはご法度

 若い頃とは違い、老後資金の運用で失敗すれば取り返せるだけの時間はない。そのため、老後資金を運用する際はiDeCoやNISAでも大きなリターンを狙って大金を一括で投資するのはご法度。それよりも大きな失敗を避けるため、毎月少額ずつ積み立てて投資するほうが安心だ。

「老後資金の運用には、株だけではなく国内外の債券や不動産にも幅広くリスク分散できる『バランス型』の投資信託がおすすめです。少しでも長い期間で運用するために、できるだけ早く積み立てを始めるのがいいでしょう。

 投資信託よりも低リスクなのは日本国債。固定金利の『窓販国債』と変動金利の『個人向け国債(変動10年)』の2種類があり、今後金利が上がれば窓販国債は不利になる可能性があります」

 金利変動リスクを抑えたい場合は、半年ごとに金利が変動する個人向け国債の方がいいかもしれない。

※女性セブン2023年11月30日・12月7日号

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