投資

株主優待ブロガーが教える「春の得する優待銘柄」厳選20

 イチ推しは、すかいらーく(3197)です。2月に株主優待拡充を発表し、今までの3倍の食事券がもらえることになりました。最低単元の100株で3000円分(6月、12月)がもらえるのですが、1000株だと3万3000円(6月)、3万6000円(12月)の食事券がもらえます。

 優待+配当利回りは年6%超になります。

 食事券がもらえるダイヤモンドダイニング(3073)やクリエイト・レストランツHD(3387)もお気に入りです。やはり身近に店舗が多い飲食店は便利です。もし余ったとしても、誰かにあげることもできます。

 まずは自分の生活圏にあるような店の優待を選ぶことから始めてみるといいと思います。たとえばイオン(8267)は優待カードがもらえて、買い物金額の3~7%のキャッシュバックが受けられます。しかも、イオン、マックスバリュなどの店舗では「お客さま感謝デー」の5%割引とも併用できます。近くに店舗がある人は絶対に有利な優待だと思います。

 毎日の食卓に並ぶお米も、優待でお得に手に入ります。魚沼産コシヒカリがもらえる前澤給装工業(6485)や積水ハウス(1928)、イオンファンタジー(4343)は注目。ただ、新米ができる10月頃にまとまって届くことが多いのでご注意を。

 5000円相当の品がもらえるオリックス(8591)のカタログギフトでは、ハンバーグ、カレー、お肉などをもらったりして、すごく重宝しています。ロングライフHD(4355)のレトルトカレーもおいしくて大好きです。

逆日歩のつかない一般信用取引の空売りも

 振り返ってみると、私の生活は優待品で溢れています。すかいらーくの食事券でランチして、クリエイト・レストランツHDのカフェで休憩。オオバ(9765)でもらえる「全国共通お米券」なら大手スーパーの買い物で使えるし、ドン・キホーテではお釣りももらえます。そのお釣りを持ってイオンに行って、優待カードも使って野菜を購入。

 TOKAIホールディングス(3167)のミネラルウォーターで、前澤給装工業でもらったお米を炊いて、ロングライフHDのレトルトカレーやオリックスのカタログギフトでもらったおかずで晩ご飯。夜は田谷(4679)の高級シャンプーでゆっくりお風呂……。

 このようにたくさんの優待をもらっていると、たまには優待とは関係ない物も食べたいのですが、そうすると優待が使いきれないのが悩みの種です。でも、それがお金の節約につながって、それでまた優待株を買うという好循環にもなっています。

 私は「クロス取引」を使って、いわゆる“優待のタダ取り”もしています。クロス取引とは、現物株を買うのと同時に空売りし、値下がりリスクを避けるテクニックです。

 ただ、いざ空売りしようと思っても売りができない銘柄だったり、高額な逆日歩(※)がついてしまうこともあります。そこで私は「制度信用取引」でなく、逆日歩がつかない「一般信用取引」を使って空売りすることが多いです。

【※逆日歩/制度信用取引で貸借銘柄を空売りした投資家が負担するコスト。各証券会社によって設定される一般信用取引の場合、逆日歩はつかない】

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