公式ホームページによると、ローソンは『「安心・安全」への取り組み』として国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関である食品規格 (コーデックス)委員会から発表された国際基準・HACCPに基づく衛生管理の実施を徹底していると謳っている。
「お客様から異物混入のお申し出をいただいた際は、当該商品を回収させていただき、速やかに調査を実施、工場での混入が判明した際には、発生原因となった事象への対策を講じるなど、再発防止に向けた取り組みを実施しております」
他方、昨今では画像加工や生成AIなどの技術向上に伴い、虚偽の報告という可能性もなくはない。さまざまに投稿される“異物混入”報告について、企業側はどう捉えるかというと、担当者は「投稿の真偽については様々な視点からの検証が必要と考えております」と回答。
もし購入した商品に異物混入が確認された場合は、「お買い上げいただいた店舗またはローソンカスタマーセンターまでご連絡をお願いいたします」とのことだ。
SNSで誰もが気軽に発信できる時代になり、衛生管理に関する問題が広く認知されるようになった。企業側には、迅速に対応することはもちろん、慎重な判断も求められている。