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ビジネス
屋根リフォーム詐欺の実態と対応策

急増する「屋根リフォーム詐欺」に遭わないために“絶対にしてはいけない”こと “無料点検”後に「屋根材にヒビが入った写真を見せられ…」は典型的な手口

業者が訪ねてきた時点でまず警戒を

 明正氏曰く、“絶対にしてはいけない”のは「その場で契約すること」だ。

「基本的に善良な屋根の専門業者は、訪問による営業をしません。業者が訪ねてきた時点で、まず警戒をしましょう。その場で点検を承諾することも厳禁です。業者を屋根に上げる前に、知り合いや地元の方に相談するのがよい。

 また相見積もりを行い、相場を確認するのも大事です。『うちなら総額100万円で済みます』など、点検前に金額を提示してくるケースにも注意しましょう」

 では、工事が必要かどうかの判断はどのように行えばよいのだろうか。

「メンテナンスの目安は、およそ10年に1回程度と言われています。もし、雨漏りなどの問題が起きている場合は早急に修理する必要があります。あらかじめ、かかりつけの屋根業者を決めておくか、定期的な点検を行うようにしましょう」

 他方、専門業者でもずさんな工事を行って状況を悪化させてしまうという“落とし穴”もあるとのこと。明正氏が「地元で信頼できる業者を見つけることがベストです」と助言するように、“信頼できる相手”を用意しておくことがトラブル回避のコツかもしれない。

■前編記事から読む:「屋根瓦にヒビ、このままでは近所迷惑に…」5年間で3倍“屋根リフォーム詐欺”被害が急増している背景 情報の非対称性が高いことにつけ込んでくる悪徳業者

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