「区内格差」が生まれる背景とは(足立区・舎人公園)
「東京」の中心部である23区の姿は、決して一様ではない。ひとつひとつの街の様相は急速に変化しており、東京23区内でも厳然たる格差が存在し、拡大している。さらに、「同じ区内」でもエリアごとに格差がある。
足立区内の一部に高所得地域
歴史的経緯に加えて、タワーマンションの建設や交通網の発達が背景にある。東京23区ランキングでは所得水準、住宅地地価などで軒並み下位だった足立区だが、区内の一部には高所得地域が見られる。『東京23区×格差と階級』の著者で早稲田大学教授の橋本健二氏が語る。
「もともと工場労働者が多い地域でしたが、近年は工場跡地に多くのマンションが建ちました。加えて、つくばエクスプレスや日暮里・舎人ライナーの開通もあり、都心で働く新中間階級の流入が見られるようになった。特にタワマンが建設された千住曙町や新田3丁目といった地域は、隣接するエリアと比べて平均世帯年収が高いエリアになっています」
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