「パパ証券」のメリット
次にパパ証券のメリットについて、3つに分けてお話しします。
【1】小学生~高校生までで12年間の投資体験ができる
私の監視銘柄は、増収増益かつ高配当の収益バリュー株で構成されています。
こうした株は10年などの長期スパンで見れば緩やかな右肩上がりになります。しかし、その間には上昇や下落を何度も繰り返します。
長期投資がうまくできない人の特徴として「短期的(一時的)な値動きに振り回されてしまうこと」が挙げられます。特に下落局面では耐えられずに売ってしまいがちです。「長期で持てば株価は上がる」と頭では理解していても、メンタルが追いつかないのです。知っていると理解しているは違う、という話です。
だからこそ、子供のうちの12年間を利用して(その12年間の)株価の動きを実際に追いかけてみることには大きな意味があります。単なる知識の段階から、実際に「理解する」段階へと進むことができるからです。
本来、投資歴10年を超えた人は、短期的な急騰や急落を一通り経験し、中堅~ベテランの位置づけになります。そう考えると、子供時代に12年間の投資体験を積むことが、いかに意味のあることかがわかると思います。
【2】複利の効果を体験できる
現在、金利が少し上がってきたとはいえ、銀行預金の利息で複利を実感できるレベルではありません。むしろインフレが進んでいるため、現金の価値は目減りしています。普通に生活しているだけでは、複利の恩恵を体感することはできません。
しかし、株式投資は違います。利益が出たらさらに株を購入して……という流れで再投資していけば、複利の力を大きく実感できます。
投資家の世界では億り人(資産1億円に到達している人)が非常に多いことからも、いかに複利のパワーが大きいかがわかると思います。
パパ証券では、売買で利益を得ることは狙っていません。売買は難易度が跳ね上がるので、まずは「優良な収益バリュー株を持ち続けていれば価値が上がっていくものだ」と理解できれば、今の段階ではそれでよいからです。
それゆえ、配当金が主な確定益となります。現在、日本の高配当株と言われるような銘柄の中で増収増益である好業績の銘柄で絞ったとしても、4%前後の配当金を出している銘柄はたくさんあります。
4%であれば、今後、増配も重ねていく中で十分に複利を感じられる割合です。「得た配当金を貯金して、株を買って……」という好循環を繰り返していれば、5年目くらいからはそれなりに複利を実感できるようになります。「年月が経てば経つほどその効果が大きくなる」という、十分な複利効果を子供のうちに体験できると思います。この複利の偉大なパワーを身をもって体験したという感覚は、大人になってから重要な財産になってくるでしょう。