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【大阪・夢洲「IR」開業のマンション市場への影響】10年以上の開発が続く巨大プロジェクトで、新駅誕生により物件の評価が一変する可能性をタワマン専門家が指摘

大阪・夢洲の「IR」完成イメージ(写真=MGM大阪株式会社提供/時事通信フォト)

大阪・夢洲の「IR」完成イメージ(写真=MGM大阪株式会社提供/時事通信フォト)

 昨年、大阪・関西万博が開催された夢洲では、日本で初めての総合型リゾート(IR)・カジノ施設の開業が計画されている。大阪の新築・中古タワーマンション専門の売買仲介『TOWERZ』取締役COOの芝崎健一氏は「大阪は今後のIRを含め、観光に強さがある土地です」と強調する。

「IRを間違って理解している人が多いんです。49万平米の埋め立て地で2030年にカジノを含めた施設ができて終わりと思っている人が多いけど、全然違います。IRは夢洲の第一弾プロジェクトで、第二弾にサーキットとウォーターパークの構想があり、第三弾として高級ラグジュアリーホテルやヴィラを作っていく。これらを含めての構想なんですよ。向こう10年以上はまだ開発が続くんです」(芝崎氏、以下同)

万博は「IRのための実証実験」

 万博についても、IR開発と一体の文脈で捉えるべきだという。

「大阪・関西万博は、IR(統合型リゾート)時代を見据えたインフラや人流の検証という側面もあったと考えています。万博では1日20万人規模の来場者を受け入れた実績があり、その運営経験は今後のIRにも生かされるでしょう。IRの来場者は1日平均約10万人と想定されており、万博という大規模イベントを経験したことで、交通や駅の運営面でも一定の検証ができたと言えるのではないでしょうか」

 夢洲へのアクセスを担うのが、2031年度春開業予定の「なにわ筋線」と、IRに向けて延伸が構想されている京阪中之島線だ。なにわ筋線の新駅は中之島、西本町、南海新難波の3駅で、京阪中之島線は九条や夢洲まで延長される。

【プロフィール】
芝崎健一(しばさき・けんいち)/大阪の新築・中古タワーマンション専門の売買仲介『TOWERZ』取締役COO。宅地建物取引士、不動産コンサルティングマスター、2級FP技能士、住宅ローンアドバイザーなどの資格を持つタワーマンションのスペシャリスト。YouTubeチャンネル「芝塾【タワマン不動産】」を運営し、大阪のタワーマンション市場や再開発情報を発信している。
Xアカウント:@shibasan_towerz

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