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竹中平蔵氏が分析する「高市一強」の弱点 官邸チームの層が薄く、高支持率に頼らざるを得ない現状 「求心力を高めるためには強いパッションを見せて改革に臨むべき」

高市政権の求心力アップには何が必要か(時事通信フォト)

高市政権の求心力アップには何が必要か(時事通信フォト)

 総選挙に圧勝して「一強」と評される高市政権だが、「首相のパッションが見えない」―そう喝破するのは、小泉政権でブレーン・閣僚として改革路線をリードし、安倍政権でも産業競争力会議の民間議員などを務めた慶應義塾大学名誉教授の竹中平蔵氏だ。300議席超えの勢力を持ち、一強の高市政権だが、そこには弱点もあるという。竹中氏が分析する。(聞き手/広野真嗣)【全3回の第3回】

チームの弱さを象徴する政務の官房副長官

 小泉総理や安倍総理と異なる高市総理の弱点として、「チームがない」という指摘があります。

 実際、議院内閣制の下で形成されてきた自民党内の構造は複雑です。総理が閣議で政策を決める前に、党の総務会の了承が必要で、さらにその前に各政調会の部会で了承を得る必要もあります。

 しかし根回しばかりに頼っていると、官僚主導になりがち。指導力を発揮するには、やはり党内の基盤が不可欠です。

 小泉氏と安倍氏はともに実質的に清和会という派閥トップで、人材供給源を持ったのに対し、高市総理は無派閥で狭い人脈から人材を選ぶことになる。

 チームの弱さを象徴するのが、官邸にいる政務の官房副長官です。

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