住まい・不動産

都内随一の注目度誇る二子玉川 家賃を劇的に下げるには?

 一度でも訪れてみれば、ニコタマに住みたくなる気持ちは分かるでしょう。改札を出れば、すぐ目の前にピカピカの商業施設「二子玉川ライズ」があり、道を挟んだ玉川高島屋のテナントのラインナップや、来店客の“お金を持っていそうな感じ”は都心のデパートと同等かそれ以上。スタバのコーヒーを片手に、東口に2015年にオープンした蔦屋家電をブラブラすれば、「イケてる都会人」を実感することもできそう。

 駅のすぐ脇には広大な多摩川の河川敷が広がり、ペットの散歩やジョギング、サイクリングなど、アクティブに楽しむことも可能。夏には花火大会もあります。

物件を探すなら、固定観念に囚われるな

 しかし、いざ住もうと考えるなら、デメリットにも目を向けなくてはいけません。まず交通面では、通っているのは東急田園都市線と大井町線の2線。大井町線の延伸や急行運転の開始により、状況はやや改善されましたが、それでも田園都市線のラッシュの激しさは都内屈指(関東エリアワースト7位。2015年度)です。

 おまけに田園都市線は遅れることが多く、田園都市線の遅延証明発行率は55%、接続する半蔵門線はなんと100%!(2016年4月に国土交通省が発表した「5分以上の遅延で発行する遅延証明書の発行状況について」より)。「混むうえに(混むから?)遅れる」という状況です。

 また、週末の駅周辺の渋滞はかなり激しいものがあります。玉川高島屋や二子玉川ライズの駐車場待ちの車により、道路はぎっしりと車で埋まり、路線バスがまったく動かないこともしばしば。西口方面は片側1車線の上に歩道も狭く、道路の拡幅ができそうな雰囲気もありません。

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